ご依頼のきっかけ
泉佐野市日根野地区の築70年のご住宅にお住いの方より、シロアリ駆除のご依頼をいただきました。
他社と相見積もりされていたところ、その業者は費用が高かったそうで、「泉佐野 シロアリ」で検索し、弊社を見つけてくださりました。
お話をお聞きしたところ、羽アリが2年連続で出たまま放置していたが、そろそろ見てもらおうかと思ったのがきっかけでした。
現地調査
今年見た中で一番深刻な被害を受けていました。
特に離れの納屋の床下は、大引きがシロアリに食べられすぎて、床が抜けてしまうほどでした。
ここまでの被害だと床を全て捲って処置をしないといけないレベルですが、ここは物置にしているからこのままで良いとのことでした。
また、２枚目の写真の柱を見ると、土に直接埋まっていることが分かります。
これだとシロアリが侵入しやすく、実際に蟻道もありました。
昔の大工さんはシロアリの知識がないため、このような施工になっている現場は多く存在します。
ですので、古いご住宅にお住いの方はお気をつけください。
施工
大引き・根太・束の交換
被害を受けすぎて、床を支える機能を果たせていない木材は交換が必要です。
１枚目の写真は根太を新しいものに交換した様子です。
２枚目の写真は大引きを交換し、束には新しく束石と鋼製束を設置しました。
これで床をしっかり支えてくれます。
薬剤散布・注入
被害は受けつつも、まだ頑丈さは残っているものには防蟻処理を施して、これ以上ボロボロにならないようにします。
木材には薬剤を直接注入し、床下の空間には全体的に薬剤を散布します。
完工
２人がかりの施工で1日で終わりました。
金額は30万円になりました。
担当者のコメント
この度は弊社にご依頼をいただきまして、ありがとうございました！
今回のお客様は、羽アリが出ても２年ほど放置したまま過ごされていました。
床の上で過ごしていたら一見被害がないように見えても、床下は深刻な被害を受けていることが、記事をご覧になって分かったと思います。
床下の状況はあまり確認されることがないと思いますが、放置しておくと修繕するのが大変になってしまい、コストもかかります。
逆に言えば、早めに異変に気付けると簡単な対応で済みますので、定期的に床下も気にかけてもらい、何か心配なことがございましたら、お気軽に「J-Life」にご相談ください。
▷参考サイト：シロアリは放置しておいても自然にいなくなる？
▷参考サイト：シロアリ被害の初期症状は？普通のアリとの見分け方も併せて解説
