大阪市中央区にてシロアリ駆除・防除工事を行いました。
ご依頼のきっかけ・ご提案内容
鉄骨造3階建ての建物にて、羽アリが何年か前から発生している状態との内容でご相談いただきました。
点検に伺ったところ、3階部分だけ木造で窓枠などに大きな蟻道も見られ、かなり前からシロアリが発生しているようです。
点検
点検口が無いため、床下を見るために床を部分的にめくったところ、3階床下はシロアリでボロボロの状態でした
トイレの床下にあたる部分にはシロアリの巣があり、大量の土がシロアリによって運ばれているのが分かるかと思います。
一階の床下であれば不自然ではありませんが、ここは3階の床下なんです。
これだけの量をシロアリが運んできているため、かなりの間住み着いていたのでしょう。
床はほぼ抜けているような状態ですが、建物もいずれ撤去予定とのことで今回は薬剤散布のみの対応で施工させて頂きます。
薬剤散布・注入
1階のブロック塀から薬剤「アジェンダMC」を注入していきます。
なぜ、ブロック塀にしているかというと、このブロック塀の穴を通過して3階まで登ってきていたためです。
元々の原因としては2階部分で雨漏れしており、湿度が高くなることで間仕切りの壁が腐って汁が地面にまで滴り落ちてきたのでしょう。
その臭いを嗅ぎつけてシロアリが2階まで登り、そのまま3階の木造まで上に上に登ってきたためです。
このシロアリは「イエシロアリ」と呼ばれる種類で、水分を運ぶ能力が非常に高く、巣から遠く離れた場所まで被害を拡大させて、より広い範囲に被害をもたらす特徴をもっています。
3階床下にできた巣は撤去が難しいため、そのまま薬剤散布で防除します。
3階屋根裏も散布と注入を行います。
担当者のコメント
この度は「J-Life」にご依頼頂き誠にありがとうございます。
今回はイエシロアリの特徴や注意点など含めてご説明させて頂きました。
薬剤散布によりシロアリの発生は抑えられましたが、シロアリ駆除をするということは、既に大切な建物がダメージを受けてしまっているということです。
私の経験上、「雨漏り=シロアリの発生」と思って頂いても結構です。
雨漏りを放置すると必ずシロアリが住みついてきますので、基本的には雨漏りをしない!させない!が大切になってきます。
あなたの家は大丈夫でしょうか?点検からでも結構ですのでまずはお気軽にご相談ください!