大阪府大阪市にて行ったシロアリ駆除に伴う、基礎補強工事のご紹介です。
ご依頼のきっかけ・ご提案内容
リフォーム済みの中古物件をご購入され、2年目にしてキッチン周辺でシロアリがでてきたとの内容でご相談を頂きました。
床下点検口が無かったため、キッチン下に新しく点検口を作り床下を確認したところ、シロアリの痕跡が確認できました。
また、基礎部分も痛んでおり、表面もやられている状態です。
安心して過ごせるようにしたいと仰られていたため、シロアリ駆除に加えて基礎部分の補強もご提案いたしました。
施工の様子
今回は基礎補修作業にスポットを当ててご紹介します。
既にシロアリ駆除の散布作業は終えております。
まずはケレン作業などと呼ばれる清掃作業を行っています。
ブラシを使用して基礎についた汚れや蟻道を払い落としています。
下地処理とプライマー(下塗り)をして補強用のアラミド繊維シートを張っていきます。
アラミド繊維は、高機能繊維の一種で「スーパー繊維」「ハイテク繊維」とも呼ばれており、驚異的な強度を誇ります。
水分による劣化も無く、錆びることもないため劣化に心配することもありません。
アラミド繊維シートで補強するだけで新築時と同等、もしくはそれ以上の強度を得られます。
実際に、東日本大震災の際には、基礎にアラミド繊維が施されていた建物は倒壊数が少なかったという実績があります。
地震対策として非常に効果が得られます。
その後は上から、専用の上塗り材を塗っていきます。
狭い空間で限られた体制で塗らないといけないため、これが大変なんです(笑)
補強材には「パワーアラスト」を使用いたしました。
施工後
シロアリ駆除の薬剤散布、基礎の補強を終えました。
この度は「J-life(ジェイライフ)」にご依頼頂き誠にありがとうございました。
コメント
シロアリは築年数関係なく、どんな建物でも侵入、繁殖する可能性があります。
家の基礎まわりの風通しや日当たりを改善することで、予防に繋がりますし、同時に基礎の補修と点検を行えます。
住宅の基礎は家を支えるという大切な役目がありますが、およそ30年から40年で寿命を迎えます。
基礎補強を一度おこなえば半永久的に強度を保てるので、施工は早ければ早いほどメリットと安心感を得られます。
まずは点検からでも結構ですので、お気軽にご相談下さい!